| 越前リョーマ 〜ＧＲＥＥＴＩＮＧ ＫＩＳＳ〜
リョーマのねぇさん、つまり貴女は：越前さん なんだか体が動かない・・・。日本には金縛りなんていうものあったっけ。 そういや・・・。でも、なんか違う。温かみがあって・・・。温もり・・・？ 「こら〜！！リョーマ、いい加減に起きなさいっ！！」 やっぱりこの人だ。ナカナカ起きない俺を毎朝バライティー凝った起こし方で 目覚めさせてくれる。越前、俺の姉貴。 今日は俺の体の上に乗っている。どうりで体が動かないわけだ。 俺が薄っすら目を開けると 「ん？起きた？おはよ〜」 そう言って俺におはようのKISSを求めているらしく、自分の頬を指で叩いている。 俺たちはずっとアメリカで過ごしてきたからそんなことで驚きはしないが、 この歳になって、この体勢はちょっと・・・ねぇ。悪戯したくなっちゃう訳で。 俺は彼女の唇を奪った。 「おはよ、。」 「……////（赤面中）なっ…、何すんのよ、リョーマっ！！」 「何って、おはようのKISSだけど。あぁ〜ねむっ。」 「おはようのって…あ〜もぉ〜信じられない！！リョーマの馬鹿っ〜！！！」 「ねぇ。そんなコトどーでもイイけどさ、早くどいてくんない？ 俺、部活遅れるんだけど。それとも、"KISS"もぉ一回する？」 「んなもん、遅れろっ！！」 そう吐き捨てると俺の部屋から出て行く。姉貴のくせに、あーゆートコ見せる が可愛くて無性にからかいたくなる。 朝食にキッチンに行くとは既に食べ始めていて、 対面する席にすわっても目を合わせようとしてくれない。 まぁ、しょうがないかな今日は。そう思って俺も食べ始めることにした。 今日は久しぶりの和食。やっぱり日本人だなと思う瞬間。特に味噌汁がそう思わせる。 そんな俺の楽しみを邪魔するのが。 確かこの間は、たっぷり一味入りをやられた。七味じゃないところがまたムカツク。 不二先輩じゃないんだから…死ぬって。驚いて思いっきり咳き込んだら大笑いされた。 もちろん、他の事で仕返しはしたけど。だからこそ今日も何か企んでいるんじゃないかと の方を見ると目が合った。で、逸らされた。絶対アヤシイ。 ナカナカ手を付けようとしないでいると「今日は何もやってないわよ。」と言われた。 安心はできないけど一口・・・大丈夫みたいなので食事を続ける。何口か目の味噌汁に 口をつけたところでは「ごちそう〜さま」と立ち上がり食器を片付け始める。 学校が違うから朝はあと３０分くらいゆっくりできるのに俺を起こしたり出かける前に 食器を片付けたりして、俺と一緒に家を出る。そしての乗るバス停まで 一緒に行くのが日課。もちろん今日も。 いつもどうり一緒に家を出るが未だに会話なし。そうとう怒らせたらしい。 そんなコトを思っているとバス停が見えてきた。そしてそのまま別れて行こうと する俺にがとんでもない一言を言ってくれた。 「今日はいってらっしゃいのKISSはいらないの？」 いってらっしゃいのKISSもあいさつだけど、今日はしてくれないものと思っていた。 朝だって怒らせる様なことしたし…「いる」とも言えず俺は「別に」と答えた。 すると一瞬何が起こったのか分からなくなった。が俺の頬に 手を添えたと思ったら奪われた。その行動に、目も、心も、クチビルも・・・。 「いってらっしゃい。」 と、してやったりと言わんばかりの笑顔で見送られる。・・・やられたよ・・・。 いつもと同じ頬へのKISSだと思っていたのに。 おかえりのKISSを求めたら貴女はどこにKISSしてくれる？ もちろん、これからは唇にしかさせないけど。 分かった、ねぇさん？ １２２４のキリ番ＧＥＴＥＲの桐生みとさまに捧げます、越前ドリームです。 どうしたものか・・・。ごめんなさい。どうしてもギャグに走ろうとする自分を止め ようと頑張りました！！が気付いたら笑いを入れてました♪ビックリだねっ☆ ところで今回の題材のGREETING KISS。藤岳もオーストラリアで毎朝KISSし てたからホッペにKISSとか普通に流せるのよねっvvv だからこそ唇奪われたら、 驚く、でもって意識しちゃうと思うから・・・。いかがだったでしょうか？ ここまで、お付き合いしてくださった様本当にありがとうございました。 感想など頂けましたら喜びますのでＢＢＳへカキコをヨロシクです。 |